映画「死ぬまでにしたい10のこと。」を観ました。
17才で初めてキスをした相手と結婚をしてお母さんになった主人公アン。
仕事が見つからない夫ドンの代わりに5才と7才の娘を育てながら、
夜は大学の清掃をして家計を助けています。

24才という若さで余命2ヶ月を宣告されたアンは、
「死ぬまでにしたい10のこと。」
をカフェで書き出しそれを実行しはじめます。

雨の中で目を閉じたアンの台詞です。

「思ってもみなかった、
 月を見上げたり、波や夕焼けを何時間も眺める人がいる、
 私もそんな人みたい、

 寒さに震えて、
 シャツにしみ込む雨を肌で感じる、
 ぬかるむ大地を足の裏で感じる、

 生命のにおい

 葉を打つ雨の音、
 読んでない本の物語、

 それが私、
 他の誰でもない
 私よ。」

アンが24年の人生の中で、はじめて自分の魂と向き合った瞬間だったのだと思います。

「死ぬまでにしたい10のこと」
リストに沿って残された時間を過ごすうちに、
はじめて、アンは「生きている」ことを実感します。

自分の心に正直に生きることが「人の一番の幸せ」だと教えてくれた秀作でした。

一番興味があるのに、一番わからないのは自分自身のこと。

自分が何をしたいのか、どうありたいかのを、
NLPはあなたに教えてくれますよ。