【「女前は礼儀より愛を重んじる。」】

女前の定義〜作家・三浦綾子さん〜

 

おはようございます。

「氷点」「塩狩峠」などの代表作で知られる

作家・三浦綾子さんは敬虔なプロテスタントでした。

小学校の教諭を退職した後、

結核を患い長い闘病生活中での受洗。

 

キリスト教における「原罪」(人は生まれながらにして罪を背負っている)を

背景とした小説「氷点」はドラマや映画化され、

日本だけでなくアメリカや韓国でも放映されました。

 

山田洋次監督が三浦綾子文学記念館に講演に訪れた際に、

体調不良で食事会に参加できないことを

「「お忙しい監督がおいでくださるのに欠席しては失礼ですから」

と秘書が代弁したのを聞いて、

か細い声しかでなかったはずの三浦綾子さんは

 

「いや、失礼ではない残念なのです。」

 

とハッキリとした口調で言いました。

 

その言葉を聞いた秘書は綾子さんの思いは

礼儀ではなく“愛”だったと気づいたのだそうです。

 

礼儀より愛を重んじる

三浦綾子さん、女前です!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

楽しい華の金曜日になりますように。

 

今日の世界遺産はスペイン・サクラダファミリア

 

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